発生した位置は2192黒点群、真正面ではないものの地球向きになります。
前回のXクラスの太陽フレアは、10月19日に今回と同じ2192黒点群で発生したX1.1でした。
この時の2192黒点群はまだ太陽に東側にあったのと、CME(コロナ質量放出)の発生が特にみられなかったそうで、
記事にしませんでしたが、このフレアの影響で、日本でもデリンジャー現象が確認されていて、
その前は、9月11日には地球の正面向きでX1.6太陽フレアの発生がありしました。
9月11日のX1.6の太陽フレア発生に伴って、CMEも発生していました。
CMEが先か太陽フレアが先かは分っていません。
太陽についても、人類は分らない事だらけですね。
多くの場合、太陽フレアが発生するとCMEも発生しているので、セットのように考えていましたけれど、
Xクラスの太陽フレアの発生で、CMEを伴わないこともあるのですね。
昨日22日に発生したX1.6の太陽フレアのCME発生の情報はまだ確認できていません。
今確認出来ないという事は、CEMの発生はなかったのかもしれません。
Daily Sun: 22 Oct 14 Courtesy of spaceweather.com
2192黒点群は木星1個分程の巨大なものです。
The Sun Today Courtesy of Solar facts & Space Weather
2192黒点群は活動が活発で、まだ大きい太陽フレアを発生させそうです。
これから地球の正面になるので、今後も目が離せません。